クラフトフェアという場

3年ぶりに開催されたクラフトフェアまつもと

訪れる人たちが

「楽しみにしてた!」と

みんな本当に嬉しそうで。

 

私にっても本当に久しぶりの出展で、

お話しするたびに

嬉しくて、楽しくて、

別れ際には

「楽しんでいってくださいね!」と

声をかけて。

2日とも快晴。風の抜ける木陰のブースで心地よく過ごすことができました◎

 

2日目の終盤、

漸く会場をぐるっと一周みてまわることができました。

 

ヒマラヤ杉並木の先にある正門の入り口では

スタッフの方が丁寧に

アプリの登録のご案内や消毒の対応をしてくださっているのを目の当たりにして、

頭が下がる思いでした。

続けていくことは容易くない。

 

私にとってクラフトフェアは

ご愛用いただいているコインケースやバッグの使い勝手、

作品に対する感想を直接聞くことができ、

使う人からエールのような言葉や想いををたくさんいただく場です。

 

それは

これからの制作の種となり心の滋養となっています。

 

作り手から使う人へ

直接ものを手渡すことのできるクラフトフェアという場は、

とてもシンプルで、

人ともの、人と人とが出逢う場となり、

ここから持ち帰ったものが、

また日々に潤いを与えてくれる。

 

 

そう信じているからこそ、

クラフトフェアという場がとても好きで

これからもたくさんの佳き出逢いの場として在り続けてくれることを

切に願っています。

 

続けていくことと、それを支えることの大切さ。

そんなことをひしひしと感じた2日間でした。

 

その一方で、

ずっとこの場にいていいのかな、、と思う気持ちもあります。

 

目の前の人に喜んでもらえるように、

次の出逢いに向けて、

新しい場に挑戦することを恐れずにいたいと思います。

 

作品を手にとる前に予め消毒液をご利用くださいましたみなさま、お心遣い感謝いたします。

クラフトフェアの場で

作品とお金を交換するということ。

 

お金は

人が自分の時間を働くという行為にあてて

得ることができるもの。

 

作品は

私の時間の中から作る時間にあてて

生み出されるもの。

 

時間には限りがあるなかで、

お互いの時を交換しているかのように感じるのもまた

クラフトフェアという場の特徴だと

私は思っています。

 

途中から色欠けが目立ってしまい、後の方にご覧いただいた方には申し訳なく、、今回はグリーンが人気でした◎

だから

私の作品をお選びいただいて

目の前の人からお金をいただくとき、

頭が下がる思いでいっぱいになります。

 

言葉にできるのは

ありがとうございます、の一言だけれども

心は感謝で震えています。

 

 

お金をいただくこと、は

その人の時間をいただくこと。

 

いただいたお金を、時間を、

私はどう使っていきたいのだろう。

 

まわりまわって

また

お返しできますように。